金属-金属接合部の状態解析

組織解析を中心とした分析技術で、接合状態を把握します。

軽量化により多様化する接合方法

軽量化実現のため、鉄をベースとしたマルチマテリアル化が多く検討されています。特に接合は種々の課題にもつながっており、接合状態を把握することは品質にかかわる重要項目といえます。

事例紹介1:鉄-鉄スポット溶接

鉄-鉄スポット溶接を使った事例を紹介します。スポット溶接時は溶接部周辺で異なる組織構造が形成されます。組織構造によって硬さが高い、低いなどの特徴があるため、力の加わり方による脆弱部が推定できます。

事例紹介2:鉄-アルミ FSW (摩擦攪拌接合)

同圧力・回転時間で回転速度を変えて行ったFSWによる破面観察事例を紹介します。両試料を比較すると、接合強度が強いものの方が破面上にアルミが一様に多く残っており、凝集破壊していることから、回転速度による入熱量の違いが接合強度に影響していることが推定できます。

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