SPMによるリチウムイオン電池の電極表面物性解析

電極のミクロ領域の表面物性を観測します

大気非暴露SPM装置

走査型プローブ顕微鏡 (SPM) がグローブボックス内に収納されており、不活性雰囲気下でSPM測定できます。大気に含まれる酸素や水などの成分と反応性が高いリチウムイオン電池の電極試料も元の状態を保持して測定可能です。

●SPM-Glovebox統合システム
特徴:電極表面解析に適した仕様
・高い大気非暴露雰囲気 (< 1ppm O2/H2O)
・大きなZレンジ (< 10μm)
・力学特性、電気特性、形状の同時計測

電極被膜の物性解析

リチウムイオン二次電池の電極に形成される被膜は電池特性に大きな影響を及ぼします。大気非暴露SPMは被膜の力学特性、電気特性、形状のミクロ領域の2次元分布の計測が可能であり、電池特性と被膜物性の関連性検討に有効です。

LiBOBは電池特性を向上させる目的で電解液に添加される被膜生成成分です。これを含む電解液により形成された被膜は、未添加の電解液で形成された被膜と比較して、形状に大きな変化はないものの、弾性率が低く、電流は流れにくい表面物性である事が観測されました。LiBOBを添加する事で電流の流れにくい被膜が形成されることで、充放電サイクル時の更なる被膜成長を抑制し、電池特性が向上しているものと推測されます。

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