固体電解質の精密な構造パラメーターや拡散係数がわかります。
【目次】
1.固体電解質Li7La3Zr2O12 (LLZ) の精密結晶構造解析
2.パルス磁場勾配-NMR (PFG-NMR) による自己拡散係数測定
3.その他固体電解質の分析適用例
1.固体電解質Li7La3Zr2O12 (LLZ) の精密結晶構造解析
高温 in-situ 放射光XRD 、中性子回折、 MEM / Rietveld解析、第一原理計算シミュレーションを組み合わせLLZの精密結晶構造解析を行い、LLZの導電率と構造パラメータ、電子密度等の関係性を明らかにしました。
(神戸大 松井研究室との共同研究)

2.パルス磁場勾配-NMR (PFG-NMR) による自己拡散係数測定
PFG-NMRによる拡散係数の測定原理とLAGP系固体電解質の測定例を下図に示します。
(拡散係数レンジ:10-8 ~ 10-12 m2/s)
硫化物系、酸化物系固体電解質の拡散係数測定にも対応いたします。

3.その他固体電解質の分析適用例
上記に限らず、全固体電池の電解質材料の構造・物性解析に各種分析を提案いたします。お問い合わせください。
・放射光XAFSによる価数評価、SAXSによるガラス系材料の構造解析
・SEM、TEM、EELSによる合剤電極・複合対の形態観察
・Conductive AFMによる局所的な電気伝導度測定
・第一原理計算によるイオン伝導度シミュレーション など
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