LC-MSによる樹脂材料の変色劣化分析

複数の成分から色の成分を分取して、変色原因を推定します

LC-MSでわずかな着色成分を分離

有機材料の変色は、機能に影響しない場合でも品質にかかわる大きな課題のひとつです。微量でも着色してしまうだけでなく、多くの成分から探し出すのも困難です。日産アークでは、紫外~可視光の吸収スペクトルを測定できるLC-MSを活用し、成分の特定や構造解析を行うことで、変色成分の分析を行います。また、分取により他装置による分析も可能です。

LC-MS:Liquid Chromatography Mass Spectrometry (液体クロマトグラフ-質量分析装置)
GC-MS:Gas Chromatography Mass Spectrometry (ガスクロマトグラフ-質量分析装置)

変色原因調査の分析事例 (PVC樹脂)

① 試料抽出液のLC-MS測定結果

② 単離 (分取) 成分のGC-MS測定結果

③ NMRによる構造推定結果

NMR: Nuclear Magnetic Resonance (核磁気共鳴)

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