次世代放射光施設 「NanoTerasu」 を活用した測定・解析の支援

次世代放射光施設「ナノテラス」では太陽光より10億倍明るい光を利用でき、物質の機能や構造の解明に役立ちます。日産アークでは、XRDやXAFS、HAXPES、SAXSといった各種X線分析の測定事例があり、お客様のニーズに合わせた測定・解析を提案します。

次世代放射光施設 「NanoTerasu」 とは?

放射光X線は、ラボのX線に比べて100万倍以上明るい (輝度が高い) ことから、短時間で微小な領域を詳細に観察することが可能です。’24年4月から運用が開始されたNanoTerasuは、軟X線 (~2keV) 領域の輝度が高く、硬X線 (5~20keV) を得意とするSPring-8と相補的な関係にあります。

NanoTerasu

放射光計測技術とNanoTerasuの強み

放射光X線では、原子・分子の構造解析、原子・分子の化学状態分析、非破壊での形態観察など多様な測定・解析を行うことが可能です。なかでも次世代放射光施設であるNanoTerasuは、軟X線・テンダーX線領域での高輝度観察や高コヒーレントX線によるイメージングなどの新たな技術に強みがあります。

NanoTerasu

NanoTerasuの活用支援

日産アークは特約ゴールド会員として年間400時間 NanoTerasuを利用できる権利を保有し、直前の予約申込や長時間連続測定にも対応が可能です。また、日産アークが保有する以外のビームタイム利用を含め、
・現地での測定支援や測定済みのデータ解析
・ラボや他放射光施設を併用した測定・解析
・第三者として他機関との共同研究への参画
などにも柔軟に対応いたします。SPring-8等を含め放射光計測に関してご相談ください。
     
NanoTerasuでの活用支援が可能なタイプ:
1) PhoSIC様等が提供される分析会社利用プランを活用
2) コアリション会員様が保有するビームタイムを利用した測定・解析の支援
3) 施策等により提供されるビームタイムを利用した測定・解析の支援
4) 日産アークが保有するビームタイムを利用した測定・解析の支援

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