全固体電池解体分析のための大気非暴露切断・切削加工処理

各層が一体化された全固体電池のセル解体および分析前処理が可能です。高純度アルゴングローブボックス内 (酸素1ppm以下、露点-80℃以下) でセルを短絡させることなく、分析に必要な多層体の切断・切削加工処理を行います。

全固体電池に要求される加工処理技術

全固体電池は、積層構造の分解が困難であるため特有の前処理技術が必要になります。日産アークでは、特殊な絶縁刃による積層体の切断および精密な切削加工処理が可能です。
全固体電池 断面
必要とされる加工処理加工イメージ分析用途
① 小型化&機械断面の作成SEM, TEM, XRD, NI, ラマンなど
② 各層の測定面積拡大XPS, XAFSなど
③ 各層の分離回収ICP, NMR, DSC, IC, GCなど

切断加工処理

全固体電池 断面
◆特殊な絶縁刃により、セルを短絡させずに加工可能
全固体電池 断面

切削加工処理:大気非暴露SAICAS (表面界面切削解析装置)

本装置の特徴
◆大気に不安定な硫化物系材料も加工可能
深さ分解能が高く高精度な切削加工処理が可能
絶縁素材の切刃によりセルを内部短絡させずに加工可能
全固体電池 断面
全固体電池の断面
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