新規導入装置 VOC試験用大型恒温槽の紹介

大型恒温槽を使用することで、シートをはじめとした車室内部品や各種製品をそのままでVOC測定が可能になりました。日産技術標準規格をはじめとした各自動車メーカーの規格等に合わせたVOCの分析も可能です。バッグサイズは~2000Lまで作成が可能なため、お客様のご希望の試料サイズに合わせて分析を行うことができます。

VOC (揮発性有機化合物) 分析の重要性

VOCとは揮発性を有する有機化合物の総称であり、トルエン、キシレン、酢酸エチルなど多種多様な物質が含まれます。これらの成分は健康被害の原因となる可能性があるため、建築、自動車等、様々な分野で排出量の規制がなされています。加えて、材料から発生するVOCは接点不良や周辺材料の変質、臭気トラブル等の原因にもなるため、その揮発量を確認することは品質面で重要な観点となっています。当社では大型恒温槽を導入し、従来試験が困難であった大型試料をそのまま評価することが可能となりました。

測定可能な試料サイズと温度

小型、大型の恒温槽を備えている他、試料サイズに合わせてバッグサイズをカスタマイズ可能です。
2000Lバッグ法の試験など、日産技術標準規格をはじめとした各自動車メーカーの規格にも対応しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

【封入可能サイズ】
 ~2000Lまで
それ以上のサイズについては要相談となります。

【温度仕様】
20℃~80℃ ±0.5℃
※ご要望によりプログラム運転も可能です。

VOC分析の測定結果例

GCとLCを使用し、各種揮発成分の定量を行います。

VOC
掲載資料をダウンロードできます。

PDF形式
左のアイコンをクリックすると、別ウインドウで開きます。

資料のダウンロードにはお客様情報の入力が必要となります。

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分析についてのご相談などお気軽にお問い合わせください。