目的に合わせた4種の元素定性分析

品質検査はもちろん、不具合が生じた際の材料・原因調査は、的確な分析方法の選択と、豊富な経験や知識が必要です。分析対象物に最適な元素分析手法を提案します。

【目次】
 ・蛍光X線分析法 (XRF)
 ・エネルギー分散型X線分析法 (EDX)
 ・X線光電子分光法 (XPS)
 ・オージェ電子分光法 (AES)
 
[関連情報]
元素分析をわかりやすく解説 (MST019)

4種の元素定性分析事例

鋼材や合金中には生産性や強度、耐食性などの改善を目的として、合金元素を添加しています。それら合金元素には性能を向上させる機能や、一方で低下させる機能があるため規格により厳しく管理されています。

蛍光X線分析法 (XRF)
・広範囲の平均的な情報が得られる
・感度の高い情報が得られる
・バッチ分析に適している

エネルギー分散型X線分析法 (EDX)
・局所の情報が得られる
・顕微鏡を併用して見たい範囲の情報が得られる

X線光電子分光法 (XPS)
・最表面の情報が得られる
・有機物の情報も得られる

オージェ電子分光法 (AES)
・最表面の情報が得られる
・微小部の異物分析に適している
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